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磯 崎 傑 (Isozaki Suguru)

 

広島県呉市生まれで、少年時代、瀬戸内海の明るく穏やかな自然の中で育つ。中学生から東京に移住し、自然とは関わりのない生活をする。大学在学中インド放浪。’75年多摩美術大学建築学科卒。

アトリエRIX退職し、30歳前後、イタリアのIntersutudioで設計活動をする。

帰国後、黒川紀章建築都市設計事務所、東急設計コンサルタントに勤務(一時.東急不動産出向)

’88年より東海旅客鉄道㈱の技術系総合職として建設工事部門に在籍し、主に鉄道に関連する諸施設(駅舎、車両基地、事務所ビル)及び福利厚生施設等の企画/計画/設計/施工に携わる。その後、ジェイアール東海建設㈱へ出向。   現在は独立しLANDcomHOUSEの代表を務める。

資 格:一級建築士(第162595号) 宅地建物取引主任者(東京101447号)

趣 味:海外旅行で街並を散策し、感動する場所を見つけ出す。その国の文化・歴史と美術鑑賞。

    自然散策、もう少し極めたい露天風呂探し。たまには心づくしの料理を料亭で食べたい。     

    似た者同士に巡り合え、会話が弾む時が最高です。

嗜 好:ニセモノ嫌いの本物志向、少し言い過ぎかも?? 多少汚れていても、美しもの好き。

    アメリカ苦手で、ぞっこんイタリア好き。強者に立向う弱者びいきな強者が大好き。

関 心:最近は縄文なるもの、古事記に嵌っている。 気になる中国、今後の日本。何とかし

    たい日本の風土と歴史の見直し。

私は名古屋勤務のサラリーマンで、この家ができるまでは市内の社宅に住んでおりました。建築設計に多少心得がありましたので、どこか近くの山中に週末住居(山小屋)の様なものを創ろうと思い立ったのが家づくりのきっかけです。 それで、週末になると行楽を兼ねて土地を探しに、県東部の山間地域をウロウロしていました。気に入った土地が見つかり、ほぼ決まりかけたのですが…?、週末とはいえこの様にウロウロし続けるのか…と思うと、「あとで大変な重荷になりそうだ…。」と、ダンダン冷静になってきました。 発想を変えて通勤可能な所に山小屋でなく山荘住居を創ろうと考える様になった訳です。意外にも中央線沿線に通勤1時間未満でありながら、山あり川ありと自然豊かな土地が手頃な価格で見つける事が出来ました。しかも、5m道路接道・上下水道・電気・電話・ガス(プロパン)が完備して、文句なしの土地であります。 また、多治見は陶芸の街として有名ですが、私たちにとっても趣味を活かせる街として期待が持てたのも、決定の要因でした。

土地だけは確保しておきましたが、子供の成長、資金計画の事もあり、その間に建物の構想を温め、設計にはずいぶんと時間をかけました。 思えば数年の間、試行錯誤の繰り返しといった感じでしたが、予算が無いなかで、飛騨の㈱金子工務店と出会う事がきっかけとなって、また、さらに元請けとして請けて頂く事になった㈱藤木工務店にも巡り合う事ができ、無事、工事着手し、ほぼ完成する事が出来ました。 とは言え、外構や収納に関するような細々とした点は住みながら造り込んでいく心算で、あまり造り込まないでおきましたので、8年後に至ってようやく構想に近い感じで仕上がる事が出来た次第です。

今は名古屋駅にある超高層ビルの人工的な空間で仕事をする一方で、自宅では小川のせせらぎと小鳥のさえずりに目を覚ます山荘暮らしの毎日です。 週末は隣地の借地で畑仕事に時間を費やしますが、まったく雑草のほうが元気で、手を焼いております。 それでも、春には桜が咲き、若葉の奥の巣箱でひな鳥が誕生し、夏は小川で水遊び。秋の紅葉、落ち葉の季節にはたき火で焼き芋。冬には暖炉にあたり雪見酒と、四季の移ろいをゾッコン楽しむ事ができます。また、ペット達もその風景に動きを与えてくれ、和やかにさせてくれるのです。 

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