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執筆者の写真LandcomHouse

大空間


我家で最も長く見通せる視線です。梁は米松で調達できる最大限の長さを使 い、その梁を一軒ピッチで通しています。そうする事で前から奥まで柱のない 空間を確保できます。居間と食堂の間に暖炉があるのですが、その位置が良く 分かると思います。暖炉は垂直力を負担させず、転倒を防ぐよう水平力を受け るのみとなっています。また、梁を現しにしている訳は2階の階高を出来るだ け低く抑え、日々の階段移動の負担を軽減する意図と屋外空間との繋がりを意 識し、屋内空間にリズムを与える為でした。 手前に丸テーブルと椅子がありますが・・、この頃はこの頃はまだ傷みが目 立っていなかった様です。


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